カラオケが上達するおすすめボイトレグッズ

これまで沢山のボイトレグッズを試してきましたが、その中で、特に効果があったものをおすすめしていきます。当サイトの一部記事の元ネタになっている品でもあります。詳しく知りたい方はどうぞ。

 

YUBAメソッド

弓場徹さんの書籍を買うと付属のCDがついてきます。声を真似て歌うだけで、理にかなった声帯の使い方をマスターすることができるようになります。
ミックスボイスを習得することができ、音域が広がります(地声が高くて、元々高音が出せる方は、ミックスボイスは基本的には必要ありません)。私は1か月ほど、毎日10分程度YUBAメソッドで練習した所、ミックスボイスで歌えるようになりました。音域は地声で1.5オクターブから2オクターブに広がりました。
音域だけでなく、地声、裏声、息もれした声を鍛えることで、ファルセットやエッジボイス、ウィスパーボイスも自然と習得することができます。

 

POWERbreathe (パワーブリーズ)

これは主に発声練習で使えます。使い方は簡単で口にくわえて息を吹き込むだけです。
呼吸法の上達はとにかく根性です。回数を重ねてれば重ねるほど呼吸が深くなっていきます。一定のレベルに到達すればたまに思い出したみたいに練習するだけで呼吸法を維持できるのですが、その一定に達するまではしつこいくらいに練習を重ねます。パワーブレスを使うことで、付加がかかりますので、腹式呼吸の練習になります。歌う前に5〜10分程度パワーブレスで練習するだけで、見違えるほど声が出るようになります。

 

Roland Vocal Trainer(ボーカルトレーナー)

これで毎日練習することでピッチが安定するようになります。一番低い音でA、2オクターブほど音域があります。使い方は簡単で鳴らし続けている1音に対してロングトーンで音を合わせていきます。ピッチが低いとフラットのアイコンが光ります。ピッチが高いとシャープのアイコンが光ります。これで視覚的にピッチを確認することができます。やはり一番の利点は目で確認できる点です。実際に出している音よりもフラットするというケースがあります。口の開け方で、口角が下がっているとピッチはフラットしやすくなります。自分では正確な音程を出せていると思っていても、口の開け方で息が下に下に下がってしまってフラットしている場合があるのです。このボーカルトレーナーを使えばフラットした瞬間がわかるので、すぐに改善して正しい音程で歌えるようになります。
手のひらサイズで軽量ですし単三電池で稼働するので持ち運びに便利です。他のチューナーと比べて感度が大変良いです。声に特化したチューナーなので、声を出したらすぐに音名が表示されます。この反応の速さがストレスフリーでよいです。

 

カラオケの前にチューニングがてら使ったりライブの前に音合わせで使ったりとどこでも使うことができます。私は3年使っていますが壊れずに現役です。

 

コルグでも似たような製品が出ています。

カウンター

何か特定のレッスンを行っている場合、カウンターで数えるというのもありです。ただ闇雲に練習していると、自分がどのくらいやったのかわからなくなります。
明確に数えることで、やる気も違ってきます。どんな練習でも、最終的には無意識にできるという領域に持っていく必要があるため、回数が必要になります。3000回を目安に練習します。それでも足りなかった場合、さらに3000回追加です。
大体6000回の反復練習を終えると、無意識にそれが身についていることが多いです。

 

メモ帳

メモ帳に日付とその日の気づきを書くと、次の練習で生かすことができます。それ以外にも目標を書いてみたり、カウンターを使っている方は日付と達成した練習回数を書いてみたりします。ちゃんと言葉にして残すことでスッキリしますしモチベーションを維持することもできます。

 

ボイスレコーダー

ボイトレをすると確実に上達していきます。その上達の記録を音声に残すことで、自信に繋がっていきます。例えば1年前の歌声を聞き返してみると、上達したなぁ、と自分でわかったりします。また、録音して、すぐに聞き返して、おかしな点を改善するということも大事ですね。
歌はバランスが大事で、例えば、口を大きく開けすぎると息が乱れてピッチがズレますし、口角を上げすぎるとピッチがシャープしますし、逆に口角が下がりすぎるとフラットしますし、いろいろな点でバランスをとることが大事になってきます。ボイスレコーダーで聞き返しながら、バランスを整えて、自分の歌声を作っていきます。
今はスマートフォンやタブレットでも、音質はとてもよいですから、それらで代用するのもよいと思います。

 

おすすめのボイトレ本「発声と身体のレッスン」

主に発声をメインに解説されている本です。どうやったら綺麗に響く声が出せるのか、その理屈が書いてあります。特に「共鳴」について詳しく解説されています。鼻腔や口腔など空洞部分をいかに綺麗に響かせられるかで声質は大きく変化していきます。

 

 

ボイスケアのど飴

もし少しでも喉が痛む時にはこののど飴がおすすめです。
こののど飴には「プロポリス」が含まれています。プロポリスには高い殺菌効果があるとされています。喉を痛めた時にこののど飴を舐めると次の日には痛みがとれていることが多いです。レビューでもそういった声が多数寄せられています。スーパーで売っていることもあります。ただし注意点としてプロポリスは強い酸性なので、長時間飴を舐め続けるのはよした方がよいと思います。歯が溶ける(欠ける)、虫歯の原因となってしまいます。喉が痛むときだけ舐めるがよいです。歌う前になめると喉が潤って喉の通りがよくなったりします。

 

メトロノーム&五十音順表

特にリズムが悪い人、活舌が悪い人は五十音順表で発音の練習をします。言葉でリズムは作っていくので、活舌が悪いとリズムが感じられなくなってしまいます。おすすめの練習方法はメトロノームを使って、最初は4ビートで「タ、タ、タ、タ」に合わせて自由に発音していきます。口をしっかりと動かして言葉を作るようにします(口を大きく開けすぎるのはNG、ピッチがズレてしまいます)
「あ、あ、あ、あ、…」
「い、い、い、い、…」
という具合にいろいろな言葉で試していきます。
体でノリを作って発音することでリズムと発音同時に改善することができます。慣れてきたらテンポも自由に変えて、8ビートにしたり16ビートにしたり、シャッフルにしたり、いろいろなリズムで試してみます。以下の五十音順表は私が作成したもので、フリーですので、ご自由にお使いください。

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